ドイツ記
ドイツでの花留学。まず、最初の授業は、植物を見ること。ブルターニュの森を歩きながら植物の観察。
植物の容姿、葉の色、質感、生えている環境、など。
これまで何気なく見てきたものが、違う見え方をしてきます。
命ある植物を切り、デザインするということ。
命ある植物に敬意をはらい、それを生かした表現であること。
フローリストとして最も大切なこと。それが最初の授業です。
ナイディガー先生が、どんな風に植物を見ていくのか、どのような発見をしていくのか、慣れない私たちの五感にヒントを与えてくれます。
パラレルに並ぶ木々、水辺で幾何学的に折れている水草。
ほら。ココで感じたものをこんな風にすれば、コラージュが出来上がる。
30秒で地面にコラージュを作るナイディガー先生。