ドイツ記
calendar_today 2012.06.21

 

私が住んでいた街は、ミュンヘンから少し離れた “フライジング”という小さな街です。

丘の上にはシンボルの塔が二つ。 街のいたるところに、クマがいて、たくさんのバラが植えてあります。

 

なんでくま?

昔むかし、旅をしていた宣教師がおりました。その宣教師は、クマとハリネズミを連れて旅をしていました。

旅の途中、病気になってしまった宣教師、この、フライジングの地で息絶えました。 それから、この街のシンボルはクマになりました。

 

なぜ、ハリネズミではないの?

それは、しりません。

 

バラは?

バラ好きなおじいさんがいるからです。今も現存。

そのおじいさんは、バラが大好きなので、街のいろんな場所にバラを植えていっているのです。

何十年も植え続けていると、街中ばらでいっぱいになりました。

 

いい話でしょ。

 

そうそう、フライジングには酵母の研究をしているビール工場もあります。そこはドイツで一番古いビール工場です。

もちろん、そこにはビアガーデンがあり、いつもにぎわっています。